「富士箱根伊豆国際学会」について|About FHIX – 富士・箱根・伊豆 国際学会

「富士・箱根・伊豆」から 学際的で実学的な総合学問体系を確立し地域創生の国際的な拠点を目指す学会

「富士箱根伊豆国際学会」について|About FHIX

団体名:一般社団法人「富士・箱根・伊豆 国際学会」
(通称:FHIX フィックス)

英語表記 ISS-FHIX(略称:FHIX)

(International Society for the Studies for Mt.Fuji-Hakone-Izu Regions of Japan)

代表理事(会長)挨拶

 私は、静岡県三島市にある国立遺伝学研究所に長く勤め、その後、縁があり、現在はサウジアラビアの王立の科学技術大学におります。改めて、国外から見る日本の素晴らしさを感じると共に、中東をはじめ多くの国々の方々が日本を大変好意的にみていることを再認識しました。文化芸術、歴史、自然・科学、工学、医学などジャンルを問わず現象としての「日本」だけでなく、日本国民が大切にしている「国民的信頼」や「心」のあり方に大きく関心が向けられていることに気づきます。

そこで、私が長きを共にした「富士・箱根・伊豆」の地域について、グローバルな視点に立ち、さらに多方面から探求し、活用すべき資源を「知的コンテンツ」として体系化することにより「富士・箱根・伊豆学」とでもいうべき学際的で、実学的な探求や関連した活動を行う「富士・箱根・伊豆 国際学会」を立ち上げることで、新たな地域創造に貢献したいという想いに至りました。

私は「遺伝学」を探求してまいりましたが、遺伝学でいえば人々は皆「多様」です。その多様性こそがお互いを尊敬しあう根源であって、みんな異なるからこそ相手を知り、相手を尊重しなければいけないのです。「富士・箱根・伊豆 国際学会」は、このことを包括的な理念とし、「日本人が、さらに信頼されるようになっていくこと」を目標として活動していきたいと考えています。

現職の研究者はもとより、教育・研究機関のOBの方、行政関係者、実業家、知的好奇心の高い方等々、老若男女を問わず、「富士・箱根・伊豆」の地域を愛する多くの方にご参加いただき、一緒に活動できればと考えています。私も、この学会を自身の「ライフワーク」として捉え、ポスト・コロナ時代の「新しい世界観を示す」ような創造的な活動を展開していきたいと考えています。

会長 五條堀孝

「富士・箱根・伊豆 国際学会」のキーワード

  • 「富士・箱根・伊豆」学

    地域をテーマに、学際的で実学的な総合学問体系を作ります。

  • 地域創生の国際的な拠点

    知的で生産的な、新しい世界観をこの地域から示して行きます。

  • 地域DNA

    富士箱根伊豆の歴史・文化を学術的に原論化することを目指します。

  • Speed of Trust

    信頼がビジネスのスピードを上げ、コストを下げるという考え方です。

    * The Stephen M.R. Covey [SPEED of Trust: The One Thing That Changes Everything], 2008

  • SDGs

    「Sustainable Development Goals持続可能な開発目標)」の略で、2015年9月の国連サミットで決められた、国際社会共通の目標。

  • 遺伝的多様性

    ある一つの種の中での遺伝子の多様性。生態系の多様性および種多様性と並んで生物多様性を構成する要素の一つ。

趣旨 (Vision and Scope)

当学会は富士・箱根・伊豆にまたがって存在する様々な側面を、探求し活用すべき「資源」として捉え、「富士・箱根・伊豆」学とでもいうべき学際的で実学的な総合学問体系を、社会人文学と理工農医薬学の両面から確立することを目指します。

Taking various features of Mt. Fuji-Hakone-Izu regions in Japan as the resources and the subjects of academic and applicable research, we aim to establish a novel and significant regional studies of Mt. Fuji-Hakone-Izu.

とりわけ「富士・箱根・伊豆」それぞれの地域が連携し、新たな知的で生産的地域を創生し、国際的な拠点を創設することを標榜するものとします。

In particular we aim at establishing the international platform of ISS-FHIX at the eastern region of Shizuoka Prefecture including Mt. Fuji-Hakone-Izu.

社会性・広域性・連携の呼びかけ・波及効果など

日本を代表する観光地域でもある「富士・箱根・伊豆」という場のもとで、学術界と実業界の知の融合により新たな経済活動として効果的な共鳴を生むために

1.このエリアの先進技術、科学、文化、歴史、芸能など、地域の持つDNAを更に深堀し原論化する。

2.このエリアに縁のある方々(産、学、官、各団体)の知見を活かし、実業界との協働により地域の魅力を経済活動につなげる。

3.このエリアの更なる価値向上のため「学会」の切り口から、多様な分野を統合しながら、日本の国および、地方地域、日本人の新しい姿づくりの一助とする。

対象とする資源の例と構想モデル

研究領域 :「富士・箱根・伊豆」に関する学際的で実学的な総合学問体系を確立することを目指す。
観光、歴史、文学、信仰、地理、地質、地震、水、健康、医療、創薬、農業、漁業、海洋、IT、AI、ロボット、建築、教育、芸術、芸能、政治、経済、環境、エネルギー他

In the Mt. Fuji-Hakone-Izu region, we the following features as the subjects of the studies: Sight-seeing, History, Literature, Religion, Geography, Geology, Earthquake, Water, Health, Medicine, Agriculture, Fishery, Marine, Drug Development, IT, AI, Robot, Architecture, and others.

研究分野

「富士・箱根・伊豆 国際学会」は持続可能な地域のために、地域経済と学術研究を融合します。

五條堀 孝プロフィール

現在、国立遺伝学研究所名誉教授、アブドラ国王科学技術大学(サウジアラビア)特別栄誉教授
遺伝学の世界的権威であるとともに、ローマ教皇庁科学アカデミー会員(日本からは山中教授他3人のみ)
また、静岡県が主体となり計画が進行中の一般財団法人「マリンオープンイノベーション機構」【Maoi】内の海洋研究開発機構の研究所長。

●設立発起人:五條堀 孝、奥村 昭博、宮川 幸司、矢嶋 敏朗、鈴木 晴雄

●設立時理事:五條堀 孝、奥村 昭博、矢嶋 敏朗、鈴木 晴雄

●設立時監事:宮川 幸司

●設立:2019年10月15日(任意団体として設立)2020年 9月 4日(一般社団法人として登記)

●所在地:〒411-0858 静岡県三島市中央町6-2

●事務局代行事業者:株式会社グローバル・エンゲージメント・ジャパン

「富士・箱根・伊豆国際学会」主要活動

1.富士・箱根・伊豆学に関する調査・研究

(1)研究者主導による研究会の開催

(2)学術と実学の連携による研究プロジェクトの開催

(3)調査・研究の受託・委託

2.富士・箱根・伊豆学に関する年次大会(年1回)、研究発表会、講演、講習会等の開催

3.富士・箱根・伊豆学に関する研修・視察等の実施

4.富士・箱根・伊豆学に関する学会誌(年1回)、図書、印刷物等の刊行

5.富士・箱根・伊豆学の発展に資する国際活動

6.富士・箱根・伊豆学に関する奨励・援助・研究業績の表彰

7.富士・箱根・伊豆学に関する啓発及び広報活動

8.関連学術団体、経済団体、行政との連携及び協力

9.実業化研究会の開催→「健康」「観光」「教育」等を活動テーマに「ビジネス」を考え実証する研究会

定款・諸規定

定款ダウンロード(PDF/20220325改訂)
会則ダウンロード(PDF/20220325改訂)
●論文規程ダウンロード(Excel/PDF)準備中

組織構成

FHI-X組織構成
FHI-X組織構成

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